このページでは、Web上で公開されている地図画像を伸縮できる地図に合成するコンテンツとツールを紹介します
Web上では、人間が理解することを目的とした地図が数多く公開されてます。それらはビットイメージやPDF,SVGなどのフォーマットによるグラフィックスです。一方、リンクドオープンデータ活動が行われています。この活動は、主に機械が処理できるデータをWeb上で公開しようとするものに思われます。リンクドオープンデータの活動の課題のひとつとして、公開したデータを活用できる利用者がサーチエンジン業者や専門家などに限られるということがあります。一方、従来のWebコンテンツは多くの一般の人々が対象となり得るため、公開の動機付けの点で優れているかもしれません。その意味で、microformatsやRDFaは、人間が理解するための情報とリンクドオープンデータを兼用させる機能を提供する点で進歩的です。そこで、この考え方を地図の世界に拡張してみました。
以下のコンテンツは、もともとWeb上で公開されている人間が理解することを目的とした地図コンテンツを参照(ディープリンク)しています。それらのコンテンツを地理座標に関連付ける(広義には地図投影とも言えるでしょうか)ことで、機械で処理できる地理情報に変化させています。しかし、そのままでは今度は人間にとってあまり意義がありません。そこで、緯度経度(地理情報)を持ったスケーラブルな地図データと、ビットイメージの地図を合成表示させることで、その有用性を提示します。このような地図が見たい人は多くいらっしゃると思います。:-)
上記のコンテンツを生成するために、比較的その作業を容易にするためのツールを開発しました。